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2008年10月02日

殺人カタツムリを倒す方法

カタツムリ

アフリカマイマイというカタツムリがいます。
外来種という例にもれず、これも大柄で、殻の長さが10cm前後。カタツムリというよりは海にいる貝に近く、見た目もグロテスクです。
元々戦前に食用として輸入されたようです。まあ、おフランスではエスカルゴなんつって上品に食べてるくらいですから、食文化として間違いじゃあないんでしょうが、打倒ブラックバスを目指している自分としては外来種つうだけで許せない存在です。


アフリカマイマイは東アフリカのモザンビークが原産。
国内には1932(昭和7)年、食用目的で移入され、沖縄・奄美・小笠原の亜熱帯地域のみに定着している。
細長い殻は最大約20センチにも育つ。野菜やイモを食い荒らし、人に脳炎を起こす広東住血線虫の中間宿主でもある。
海外ではアフリカマイマイからこの寄生虫に感染して、死者も出た。
日本では植物防疫法で特殊病害虫に指定、移動が禁じられている。



ところが一昨年、鹿児島県出水市でこのアフリカマイマイが発見。その2日後には指宿でも発見され、「殺人カタツムリが本土上陸」と騒がれたようです。


市民は不安におののき、農家にも緊張が走った。出水市は豊かな農村地帯で、指宿市は日本一の観葉植物生産地である。「もしも風評被害が起きたら大打撃だ」と。
すぐに調査・駆除作戦が始まり、死骸(しがい)も含め出水市では2007(平成19)年11月19日までに127匹、指宿市では08年6月18日までに55匹を発見。
すべて駆除し、「そろそろ、終息宣言が出せるのでは」と関係者が話す程度に落ち着きを取り戻しつつある。

この騒動について、鹿児島大学理学部の冨山清升(とみやま・きよのり)准教授は
「温暖化への関心が高まる中、南方系の生物が従来の生息圏より北で見つかったせいだろうが、それにしても騒ぎすぎだった」との見方を示す。
まず、広東住血線虫は口から生きた状態で入らないかぎり感染しない。
「海外の死亡例は生焼けのアフリカマイマイを食べ、寄生虫が生き残っていたケース。触っただけならよく手を洗えば大丈夫」だそうだ。
農薬散布で簡単に駆除できるため、農作物への食害の心配もほとんどない。

また、侵入経路について冨山さんは
「奄美以南から来た鉢植えなどに付着していたか、ペットが捨てられたかしたのだろう。
温暖化とは無縁」と断言する。冬場に気温が4度以下に下がり、霜が降りるとアフリカマイマイは死んでしまう。だから降霜がある出水市では定着不可能。
表のように、見つかった大半は、その年に繁殖したとみられる稚貝だった。
一方、砂蒸し温泉で知られ、温暖な指宿市は昔から無霜地域。
「見つかった半数近くは成貝で、2、3回は越冬して定着していたようだ」という。
これらのことから「温暖化で生息域が拡大したわけではないし、移動能力の低さから今後も自力北上の可能性はない」と冨山さんは解説する。ただし−。

「温暖化でアフリカマイマイが住める無霜地域が増えるのは確実。
もし、そこに持ち込まれたら大繁殖もあり得る」と安易な油断を戒めている。



殺人カタツムリといっても、道を歩いていたら後ろからウジュルウジュルという擬音が!? ハッ!と振り向いた時には既に遅し、空中高く舞ったアフリカマイマイが太陽を背に飛んで来てあなたの顔面に粘膜の面をカパッ!と密着。毒液を注入されると同時に体液を吸われて哀れ死亡、というわけではないんですけど、寄生虫を媒介しているのは確実ですし、万一ということもあります。このまま北上すれば危険度が上がりますし、在来生物への影響も大いにあり得ることです。

怖いですね。

そこで、秘密兵器投入。

心に太陽を。
唇に歌を。
目には目を。
歯には歯を。
カタツムリにはマイマイカブリを。
アフリカマイマイにはアフリカマイマイカブリを。


ということで、アフリカマイマイカブリという虫が実際居るのか居ないのか分かりませんが、居ると仮定して話を進めます。

これもモザンピークから輸入します。
この際、「また外来種が増えるではないか」という疑念はダブルスタンダードの精神でジップロックでくるみます。

アフリカマイマイの2倍以上あるアフリカマイマイカブリ(体長15〜30cm)が4トントラックで指宿温泉に到着。

「アフリカマイマイカブリ、リフトオフ!」

ミサトさん(誰だよw)の号令と共にトラックのハッチが開放、中から大量のアフリカマイマイカブリがアフリカマイマイを求めて蠢動していきます。

そのとき指宿の砂蒸し風呂に埋まってる人の鼻先をかすめたりしますが、アフリカマイマイの危険を放っておくよりは安心ということで悲鳴も華麗にスルー。


↓そして、こんな感じでアフリカマイマイカブリがアフリカマイマイを食べてくれます。
コアオマイマイカブリがカタツムリを捕食中の画像(虫嫌いなひと注意)

■Wikipedia マイマイカブリ


やがて、地域住民の期待に応え無事アフリカマイマイを駆除成功。



一方、アフリカマイマイカブリをどう倒すかで鹿児島の県議会は紛糾したのであった。(完)

バカな文:壬生映「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ!」


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posted by Dyon at 20:57| 神奈川 雨| Comment(5) | TrackBack(0) | Dyonメンバーのダラダラ噺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
マングースもそんな感じで放たれたあげく、
役に立たなかったのではなかったっけ?ちょっと違うかしら・・・。

ハブ食わないで天然記念物のうさぎを食い散らかしたんだよね。マングース。
Posted by スメル at 2008年10月02日 22:40
>スメルさん

ツングース民族というとオロチョン族が有名ですね。でもオロチョンラーメンというのは語呂がいいからであって実質無関係なんだそうですよ。

ところでロシアつながりで話を拡げますが、指宿っていうのもロシア語語源じゃないかと思うんですよ。ユビヤドと読まずにイブスキですよ。そりゃもう作為的っていったらありゃしないですよ。アカです、アカの匂いがします。
Posted by mibu at 2008年10月03日 00:01
食用にする為に遠くはるばるアフリカから
やって来たなら、町の皆で食ってやればいいじゃないかな。
週に一度アフリカマイマイカブリの日を決めて
食卓を飾るのはどうでしょう?
きっと生で食べるのは厳禁だと思うけど、
火を通せば結構いけるかも。
Posted by デルフィー at 2008年10月03日 17:00
人間はとっくの昔に外来種にやられてしまいましたとさ
Posted by あやね at 2008年10月07日 23:15
>デルフィーさん

週一はキツイですねえ(汗)
そもそも食用だったにもかかわらず敬遠されている理由に「見た目がグロテスクだから」といったものがあるので、今は誰も手を出さないんでしょうね。それだけ豊かになったといえなくもないんですが。


>あやねさん

ゼイリブですね。わかります。
Posted by ニセ壬生映 at 2008年10月08日 19:42
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